エアコンを廃棄する際のルール

夏の異常気象が続く近年では、エアコンは一家に1台の必需品では無いのでしょうか。
ですが皆さん、エアコンの調子が悪くなったり新しいものに買い換えようと思った時に、どのようにエアコンを捨てるかをご存知でしょうか?
エアコンは扇風機や炊飯器と違って大型家電製品に分類されるため、地域のゴミの回収に出してはならないのです。
エアコンやテレビといった大型家電製品は、国により「家電リサイクル法」で廃棄の仕方が決められています。
まずはそのルールについて少し紹介したいと思います。
大型家電製品を処理するときは、捨てる人がリサイクル料を負担することになっています。
リサイクル料は年度によって多少変動しますが、エアコンの場合平均して950円ほどを処分を依頼する家電販売店に直接払うか、もしくは事前に郵便局で支払う方法があります。
事前に郵便局でリサイクル料を払った場合、自治体など自分の住んでいる地域で許可を受けた施設にエアコンを直接持ち込みます。
後の廃棄処分はその自治体が行なってくれるので、エアコンを自分で取り外す事が出来るのであればこちらの方が安くすみます。
とにかく、エアコンの廃棄は無料ではできないのです。
しかしそこへ付けこんでやってくるのがエアコンの違法回収業者です。
違法回収業者のほとんどは、無料でエアコンの回収取り外し運搬などを行うと言い近づいてきます。
「無料」という言葉ほど魅力的なものはありませんが、やはりルールを守って正規の回収業者にエアコンを処分して貰う方をお勧めします。